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税金制度解説
税金の種類と年間スケジュール【2026年版】会社員・パート・自営業が払う税金一覧
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出典 15件・すべて公式ページで確認
この記事の結論
税金は「誰に納めるか」と「何にかかるか」で分かれる
税金は、国に納める国税と、都道府県や市町村に納める地方税に分かれます12。もう1つの分け方は、税負担をどの経済活動に求めるかで、所得課税・消費課税・資産課税等の3つです12。個人の暮らしで主に関わる税金を、この2つの軸で並べると次のとおりです。
| 税金 | 国税/地方税 | 何にかかるか | 主な率・額 |
|---|---|---|---|
| 所得税 | 国税(所得課税)12 | 1年間の所得 | 課税所得に応じて5%〜45%10。復興特別所得税2.1%を上乗せ10 |
| 住民税 | 地方税(所得課税)12 | 前年の所得と、1月1日の住所4 | 所得割10%+均等割(標準4,000円+森林環境税1,000円)11 |
| 消費税 | 国税と地方消費税(消費課税)12 | 買い物やサービスの代金 | 10%(飲食料品・定期購読の新聞は8%)8 |
| 自動車税 | 地方税(消費課税)12 | 4月1日時点の自動車の所有3 | 排気量などで決まる。例:1,500cc超2,000cc以下の自家用乗用車36,000円3 |
| 固定資産税 | 地方税(資産課税)12 | 1月1日時点の土地・家屋・償却資産の所有6 | 価格(適正な時価)の1.4%(標準税率)6 |
| 相続税 | 国税(資産課税)12 | 相続で受け取った財産 | 3,000万円+600万円×法定相続人の数を超える部分9 |
| 贈与税 | 国税(資産課税)12 | 1年間にもらった財産 | 年110万円を超える部分2 |
年間スケジュール:いつ、何を払うか
1月1日は、住民税と固定資産税の基準日です。住民税はこの日に住所がある人に、前年の所得をもとに課税され4、固定資産税はこの日の土地・家屋の所有者に市町村が課税します6。
2月16日から3月15日は、所得税の確定申告の期間です1。贈与税の申告は2月1日から3月15日です2。
4月1日は自動車税の基準日で、この日の所有者に都道府県が課税し、納期は5月中です3。
6月からは住民税の新しい年度分が始まり、給与所得者は6月から翌年5月までの給与から天引きされます4。自営業などの人は納税通知書で年4回に分けて納めます4。
12月は年末調整です。会社は1年間に天引きした所得税を、本来の税額と合わせて精算します5。令和8年分は、基礎控除の引き上げなどの改正が12月1日に施行され、この年末調整から反映されます13。詳しくは年末調整とはで整理しています。
会社員・パートの税金:天引きが基本
給与をもらう人の所得税は、毎月の給与から源泉徴収され、12月の年末調整で1年分と合わせます75。住民税は前年の所得をもとに計算され、6月から翌年5月の給与から引かれます4。
パートの人が気にする「年収の壁」は、所得税が給与収入178万円まで課税所得0(令和8年分・9年分、給与所得控除74万円+基礎控除104万円の編集部計算)1314、住民税は合計所得45万円以下で非課税の自治体で給与収入119万円以下が非課税の目安です415。社会保険の壁も含めた一覧は年収の壁 一覧で整理しています。
自営業の税金:自分で計算して申告する
事業の所得がある人は、所得税を自分で計算し、翌年2月16日から3月15日までに確定申告して納めます1。税率は課税所得に応じて5%から45%の7段階です10。
速算表の区分は「1,000円から1,949,000円まで」のように千円単位で示されています10。上の表は万円に丸めています。
消費税:買い物のたびにかかる
消費税は標準税率10%(消費税7.8%+地方消費税2.2%)で、飲食料品(酒類と外食を除く)と定期購読の新聞は軽減税率8%です8。
持ち物にかかる税金:固定資産税・自動車税
固定資産税は、1月1日時点の土地・家屋・償却資産の所有者に市町村(東京23区は東京都)が課税し、標準税率は1.4%です6。免税点は土地30万円、家屋20万円(令和9年度以後は家屋も30万円)です6。
自動車税は、4月1日時点の自動車の所有者に都道府県が課税し、税率は種別や排気量ごとに決まっています3。納期は5月中です3。
財産を受け取るときの税金:相続税・贈与税
相続税は、相続した財産の課税価格の合計から基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)を引いた残り(課税遺産総額)にかかります9。
贈与税は、1年間に個人からもらった財産の合計から110万円を引いた残りにかかり、110万円以下なら申告も不要です2。超えた年は、翌年2月1日から3月15日までに申告と納税をします2。
あなたの場合
| あなたの状況 | 次にやること |
|---|---|
| 会社員で給与だけの人 | 所得税と住民税は給与から天引きされ、所得税は12月の年末調整で1年分を精算します5。住民税は前年の所得をもとに6月から翌年5月の給与から引かれます4。 |
| パートで年収150万円 | 令和8年分の所得税は給与収入178万円まで課税所得0なので1314、所得税はかかりません。住民税は、合計所得45万円以下で非課税の自治体では給与収入119万円以下が非課税の目安です415。 |
| 自営業で事業の所得がある | 所得税は自分で計算し、翌年2月16日から3月15日までに確定申告して納めます1。税率は課税所得に応じて5%〜45%です10。 |
| 自分名義の車と家を持っている | 自動車税は4月1日の所有者に都道府県が課税し、納期は5月中です3。固定資産税は1月1日の所有者に市町村が課税し、標準税率は1.4%です6。 |
| 親から年100万円の贈与を受けた | 贈与税は1年間に受けた財産が110万円以下なら申告不要です2。110万円を超えた年は、翌年2月1日から3月15日までに申告と納税をします2。 |
やらなくていいこと
よくある質問
住民税はなぜ翌年に来るのか
住民税は前年の所得をもとに、1月1日に住所がある市区町村が課税し、給与所得者は6月から翌年5月の給与から天引きされるためです4。
会社員でも確定申告が必要なことはあるか
年末調整の対象外の人(年間給与2,000万円超など)は、年末調整では精算されません5。確定申告の期間は翌年2月16日から3月15日です1。違いは年末調整と確定申告の違いで整理しています。
税金の種類はこの7つだけか
個人に関わる税はほかにもあります(酒税、たばこ税、自動車重量税、登録免許税、印紙税、不動産取得税など)12。この記事は、多くの人が毎年または人生の節目で関わる7つに絞っています。
まとめ
テーマ別の記事
出典(公式ページで確認済み)
本文の小さな番号は、下の出典に対応しています。いずれも公式ページを開いて確認しました。
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.2024 確定申告を忘れたとき」
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.4402 贈与税がかかる場合」
- 省庁総務省「地方税制度 自動車税・軽自動車税」
- 省庁東京都主税局「個人住民税」
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.2665 年末調整の対象となる人」
- 省庁総務省「地方税制度 固定資産税の概要」
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.2662 年末調整のしかた」
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.6303 消費税および地方消費税の税率」
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.4152 相続税の計算」
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.2260 所得税の税率」
- 省庁総務省「地方税制度 個人住民税」
- 省庁財務省「税の種類に関する資料」
- 省庁国税庁「令和8年度税制改正(所得税の基礎控除の引上げ等関係)Q&A(令和8年5月)(PDF)」
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.1199 基礎控除」
- 省庁仙台市「令和9年度(令和8年分)から適用される個人市県民税の税制改正等について」