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税金手続き
確定申告のやり方【2026年版】スマホとe-Taxで完結する手順(会社員・副業向け)
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出典 20件・すべて公式ページで確認
この記事の結論
- いつから
- 2026年分(令和8年分)の申告は原則として2027年2月16日から3月15日までで、還付申告だけなら2027年1月1日から送信できます12。マイナポータル連携の事前準備は手続に時間がかかる場合があるので、申告の前に済ませます3。
- 誰が
- 副業の所得、医療費控除、ふるさと納税、住宅ローン控除を初めて受ける年など、年末調整だけでは済まない会社員と、事業所得のある人です。マイナンバーカードと読み取り対応のスマホがあれば自宅で完結します4。
補足
- 確定申告は、自宅からスマートフォンまたはパソコンとマイナンバーカードを使って、国税庁の確定申告書等作成コーナーで申告書を作り、e-Taxで送信(提出)できます4。画面の案内に沿って金額を入力すると税額が自動で計算され、利用者識別番号の取得から送信まで作成コーナーの中で完結します410。
- マイナポータル連携の事前準備をしておくと、給与所得の源泉徴収票、医療費、ふるさと納税などの寄附金、生命保険料・地震保険料、iDeCoなどのデータを取り込んで自動入力できます7。送信後は、納める税金があれば自分で納付方法を選び(納付書や納税通知書等は届きません)、e-Taxで出した還付申告は3週間程度で処理されます(書類の不備などを除く)65。
全体の流れは5段階
確定申告は、自宅からスマートフォンまたはパソコンとマイナンバーカードを使って、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」で申告書を作り、e-Taxで送信(提出)できます4。画面の案内に沿って金額を入力すると税額が自動で計算され、利用者識別番号の取得から送信までが作成コーナーの中で完結します410。この記事では、会社員や副業のある人がスマホで進める手順を、次の5段階で説明します。
自分に確定申告が必要かどうかは確定申告とは、期限は確定申告はいつからいつまで、ログインの詳しい方法はe-Taxとはで整理しています。
1. 準備するもの
| 用意するもの | 内容 |
|---|---|
| マイナンバーカード | スマホに搭載したマイナンバーカードも使える(マイナアプリからの利用申請・登録が必要)11。電子証明書の有効期限を確かめる11 |
| 読み取り対応のスマホ | パソコンで作る場合は、読み取り対応のスマホまたはICカードリーダライタ11 |
| パスワード | 利用者証明用電子証明書(数字4桁)と署名用電子証明書(英数字6〜16文字)11。マイナポータル連携では、取得する証明書等に応じて券面事項入力補助用(数字4桁)も使う3 |
| マイナアプリ(旧マイナポータルアプリ) | ストアからアップデートまたはダウンロードし、利用登録をする7 |
| 収入が分かる書類 | 給与所得の源泉徴収票など(添付は不要12)。連携で取り込めない分は手元で見ながら入力 |
| 控除の証明書 | 医療費、寄附金の受領証、保険料控除証明書など(年末調整で控除済みの保険料は不要12) |
| 還付金の振込口座 | 申告者本人の氏名のみの口座。屋号入りの口座は不可。一部のインターネット専用銀行は振込みできない5 |
国税庁が示す、マイナンバーカードを利用して申告する人の手順は、ストアからマイナアプリへアップデート(持っていなければダウンロード)→マイナアプリで利用登録→確定申告書等作成コーナーの利用開始、の3つです7。
2. マイナポータル連携の事前準備
マイナポータル連携は、マイナポータルを通じて給与所得の源泉徴収票や控除証明書などのデータを一括で取得し、申告書の該当項目に自動入力する機能です13。マイナンバーカードを使ってe-Taxで提出する場合に使えます13。令和7年分の確定申告では約408万人が利用しました7。
取得できる情報は次のとおりです7。
- 収入関係:給与所得の源泉徴収票、公的年金等の源泉徴収票、株式の特定口座年間取引報告書、生命保険契約等の一時金・年金、損害保険契約等の満期返戻金等・年金7
- 控除関係:医療費、寄附金(ふるさと納税等)、社会保険(国民年金保険料等)、生命保険料・地震保険料、iDeCo、住宅ローン控除関係など7
事前準備の流れは、国税庁の令和8年分の案内では次の5段です3。
マイナポータルで利用者登録をする
マイナアプリ(旧マイナポータルアプリ)を入れて登録します。すでに登録済みの人はログインします3。
「確定申告の事前準備」ページで取得したい証明書等を選ぶ
自分の申告に必要な証明書等を選びます3。
マイナポータルと民間送達サービス・e-Tax・ねんきんネットを連携する
選んだ証明書等に応じて連携します3。
民間送達サービスと、証明書等を発行する企業との連携をする
この手続は完了まで数日かかる場合があります3。
源泉徴収票の情報を取る人は、e-Taxのマイページで情報取得希望の登録をする
給与情報は、勤め先が市区町村へ給与支払報告書をオンライン(eLTAX)で提出している(令和9年1月1日以後に提出された令和8年分以後のもの)か、税務署へ源泉徴収票をe-Taxなどで提出している場合に使えます14。勤め先の提出方法は勤め先に確かめます14。
国税庁は手続に時間がかかる場合があるとして早めの準備を呼びかけているので、事前準備は申告の前に済ませます3。給与情報のマイナポータル連携は、令和8年分の確定申告から使える人が大幅に増え、初回利用時には事前準備が必要です11。医療費、社会保険、生命保険料・地震保険料は、事前にマイナポータルで代理人登録をすると、申告に含める家族の証明書も取得できます7。控除証明書のデータを取得できるのは、発行主体がマイナポータル連携に対応している場合です7。
3. 作成コーナーで入力して、e-Taxで送信する
作成コーナーのトップ画面で「作成開始」を選び8、画面の案内に沿って進めます4。マイナンバーカード読み取り対応のスマホとマイナンバーカードがあればe-Taxで申告でき、パソコンで作る場合もマイナポータルアプリ(現在のマイナアプリ)で画面のQRコードを読み取ってe-Taxで申告できます4。入力の順序は画面の案内に沿いますが、おおむね次の流れです。
マイナンバーカードを読み取り、利用者識別番号を確認する
初めての人は、作成コーナーの案内の中でアカウント(利用者識別番号)を取得できます10。
マイナポータル連携でデータを取り込む
給与情報、医療費、ふるさと納税などが該当項目へ自動入力されます11。
連携で取れなかった収入と控除を入力する
給与所得の源泉徴収票の内容、副業の収入と経費、控除証明書の金額などを手元の書類を見ながら入力します。会社員は年末調整を受けた給与所得も含めて申告します15。
税額を確認する
入力した金額から税額が自動計算されます4。納める税金がある場合と還付になる場合で、次の画面が変わります。
還付金の受取口座、またはマイナンバーなどを入力する
還付の場合は「還付される税金の受取場所」欄に申告者本人の氏名のみの口座を書くか、登録済みの公金受取口座を指定します5。
送信したら受信通知を確かめる
申告データへの電子署名には、署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16文字)を使います9。送信直後に形式チェックの結果と受付番号が画面に表示され、審査結果(受信通知)はメッセージボックスに格納されるので、ある程度時間をおいて再度ログインし、必ず受信通知を確認します9。送信直後の「即時通知」画面からも受信通知を確認できます9。
所得税の確定申告書を税務署に出すと、そのデータが地方公共団体へ送られるので、住民税の申告書を改めて出す必要はありません4。住民税で所得税と異なる控除を受けたい場合は、別に住民税の申告が必要になることがあります4。
あなたの場合
| あなたの状況 | 次にやること |
|---|---|
| 会社員で副業の所得を申告する | 給与1か所で全部が源泉徴収の対象になっていて、給与以外の所得が20万円を超える人は確定申告が必要です18。作成コーナーで給与所得の源泉徴収票の内容(マイナポータル連携なら自動入力)と副業の収入・経費を入力し、年末調整を受けた給与所得も含めて申告します715。 |
| 医療費控除を受けたい | マイナポータル連携で医療費のデータを取り込めます(家族分は事前の代理人登録が必要)7。e-Taxなら医療費通知の記載事項を医療費控除の明細書に入力して送信すれば添付を省略できますが、税務署から提示や提出を求められることがあるので保管します1216。 |
| ふるさと納税の控除を確定申告で受ける | 寄附金(ふるさと納税等)のデータもマイナポータル連携で取り込めます7。ワンストップ特例との使い分けはワンストップ特例と確定申告の違いで整理しています。 |
| マイナンバーカードを持っていない | 作成コーナーで作った申告書を印刷して、書面で提出します。税務署に出す申告書にはマイナンバーの記載と本人確認書類の提示または写しの添付が必要です4。 |
| 納める税金がある | 申告書を出しても税務署から納付書の送付や納税通知書等によるお知らせはないので、振替納税、ダイレクト納付、インターネットバンキング等、クレジットカード納付、スマホアプリ納付(30万円以下)、コンビニ納付(QRコード、30万円以下)、窓口での現金納付から選びます6。納期限は申告期限と同じで、原則として3月15日です1。 |
やらなくていいこと
4. 納付する、または還付を受ける
納める税金がある場合
申告書を提出しても、税務署から納付書の送付や納税通知書等によるお知らせはありません6。納期限は申告期限と同じで原則3月15日、令和7年分は令和8年3月16日(月)でした16。納付方法は次の7つから選びます6。
| 納付方法 | 内容 | 条件・注意 |
|---|---|---|
| 振替納税 | 届け出た預貯金口座から指定の振替日に自動引落し。所得税等と個人事業者の消費税及び地方消費税のみ6 | 新規は納期限までに預貯金口座振替依頼書を提出。領収証書は出ない。一部のインターネット専用銀行等は不可6 |
| ダイレクト納付 | e-Taxによる口座引落し6 | 初回はダイレクト納付利用届出書が必要。書面提出なら利用できるまで1か月程度6 |
| インターネットバンキング等 | ネットバンキングやATMから納付6 | — |
| クレジットカード納付 | 国税クレジットカードお支払サイトを経由6 | 決済手数料がかかる。納付可能額は1,000万円未満かつカードの決済可能額以下6 |
| スマホアプリ納付 | 国税スマートフォン決済専用サイトからスマホ決済アプリで納付6 | 納付税額30万円以下の人6 |
| コンビニ納付(QRコード) | 国税庁サイトで作ったQRコードでコンビニで現金納付6 | 納付税額30万円以下の人6 |
| 現金納付 | 金融機関または所轄税務署の窓口6 | — |
納期限に遅れると、納期限の翌日から完納の日までの延滞税を本税と併せて納めます6。
還付される場合
還付金の受取方法は、預貯金口座への振込みか、ゆうちょ銀行の各店舗または郵便局での受取で、公金受取口座を登録済みの人はその口座への振込みも指定できます5。振込先は申告者本人の氏名のみの口座で、屋号が含まれる口座は使えず、一部のインターネット専用銀行は還付金を振り込めないので事前に確かめます5。
2月・3月の確定申告期間中は還付金の支払手続におおむね1か月から1か月半程度かかりますが、e-Taxで提出した還付申告は3週間程度で処理されます(訂正申告や書類の不備、書面で別送する書類がある場合を除く)5。処理状況は、e-Taxで還付申告をしてから2週間程度たつと、e-Taxソフト(WEB版)のマイページ「還付・納税関係」で確認できます19。
書面で出す場合
マイナンバーカードがない人や、画面で作った申告書を印刷して出す人は、郵送か持参で提出します。郵送は郵便物(第一種郵便物)または信書便物として所轄の税務署か業務センターに送り、通信日付印の日が提出日とみなされます(ゆうパック・ゆうメール・ゆうパケットは使えません)12。添付書類は申告書の裏面に貼らず、添付書類台紙などに貼ります12。
税務署に出す申告書にはマイナンバーの記載と、本人確認書類の提示または写しの添付が必要です4。令和7年1月から控えに収受日付印は押されないので、必要に応じて控えを自分で作り、提出した年月日を記録しておきます12。税務署の窓口は平日の午前8時30分から午後5時までで、閉庁日は時間外収受箱に投函できます20。
よくある質問
源泉徴収票を手元で見ながら入力するところはどこですか
作成コーナーの給与所得の入力画面で、源泉徴収票の支払金額、源泉徴収税額、社会保険料などを転記します。勤め先が給与支払報告書をオンライン(eLTAX)で提出しているなどの条件を満たせば、マイナポータル連携で自動入力できます14。
途中で保存して、後日続きからできますか
作成コーナーでは、途中保存したデータ(拡張子.data)や過去の申告書データを利用して作成できます8。
税務署の会場で教えてもらいながら作れますか
確定申告期間中は税務署などに確定申告会場が設けられます。税務署等で申告書を作成する場合は、申告書に添付しない源泉徴収票なども持参が必要です12。会場の場所と日程は、国税庁の確定申告特集で確かめます。
納付書が届かないのですが、どうすればよいですか
申告書を提出した後に、税務署から納付書の送付や納税通知書等によるお知らせはありません6。振替納税、ダイレクト納付、スマホアプリ納付(30万円以下)などから自分で選んで納めます6。
まとめ
- 流れは、準備→マイナポータル連携の事前準備→作成コーナーで入力→e-Taxで送信→納付または還付の5段階。スマホとマイナンバーカードで自宅で完結4。
- 準備するのはマイナンバーカード、読み取り対応のスマホ、パスワード2つ(数字4桁と英数字6〜16文字)、マイナアプリの利用登録117。
- 連携で源泉徴収票、医療費、ふるさと納税、保険料、iDeCoなどが自動入力。事前準備は手続に時間がかかることがあるので早めに73。
- 送信後はメッセージボックスの受信通知を必ず確認9。控除証明書などは入力で省略できるが5年間保存1617。
- 納付書や納税通知書等は届かない。納付は7種類から自分で選び、スマホアプリとQRコードは30万円以下6。還付はe-Taxなら3週間程度(書類の不備などを除く)5。
出典(公式ページで確認済み)
本文の小さな番号は、下の出典に対応しています。いずれも公式ページを開いて確認しました。
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.2020 確定申告」
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.2030 還付申告」
- 省庁国税庁「マイナポータル連携でデータが自動で反映(PDF、令和8年8月)」
- 省庁国税庁「確定申告期に多いお問合せ事項Q&A【所得税及び復興特別所得税の申告等】」
- 省庁国税庁「確定申告期に多いお問合せ事項Q&A【税金の還付】」
- 省庁国税庁「確定申告期に多いお問合せ事項Q&A【税金の納付】」
- 省庁国税庁「令和8年分の確定申告はスマホとマイナポータル連携でもっと便利に!」
- 省庁国税庁「【確定申告書等作成コーナー】-作成コーナートップ」
- 省庁国税庁「ご利用の流れ」
- 省庁国税庁「個人でご利用の方」
- 省庁国税庁「自宅で完結!マイナンバーカードでe-Tax(PDF、令和8年8月)」
- 省庁国税庁「確定申告期に多いお問合せ事項Q&A【申告書の提出】」
- 省庁国税庁「マイナポータル連携特設ページ」
- 省庁国税庁「給与所得の確定申告がさらに簡単に!【利用者用ページ】」
- 省庁国税庁「確定申告が必要な方」
- 省庁国税庁「e-Taxを利用して所得税の確定申告書を提出する場合の「生命保険料控除の証明書」などの第三者作成書類の添付省略の制度について教えてください。」
- 省庁国税庁「記載内容を入力して送信することにより添付省略とする書類と、税務署に現物を提出する書類を選択することはできますか。」
- 省庁国税庁「タックスアンサー No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」
- 省庁国税庁「還付金処理状況確認について」
- 省庁国税庁「確定申告期に多いお問合せ事項Q&A【税務署の開庁時間】」