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投資制度解説

投資の始め方【2026年版】NISA・iDeCoの制度と商品の全体像

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出典 14件・すべて公式ページで確認

投資の始め方【2026年版】NISA・iDeCoの制度と商品の全体像。NISAの年間投資枠(2つの枠の合計)は360万円

この記事の結論

いつから
NISAは2024年1月から恒久化され、非課税保有期間も無期限です⁠1。iDeCoの掛金は65歳になるまで出せますが(一定の条件あり)、原則60歳まで引き出せず、2026年12月1日からは60歳以上70歳未満で国民年金の被保険者でない人も一定の要件で加入できるようになる予定です⁠2⁠3。
誰が
日本国内に住む18歳以上(利用する年の1月1日時点)の人はNISA口座を開けます⁠1。iDeCoは、基本的に20歳以上65歳未満の公的年金の被保険者が対象です⁠2⁠4。
いくら
NISAは年間360万円(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円)、生涯1,800万円まで非課税で、iDeCoの掛金は企業年金のない会社員で月23,000円、自営業者で月68,000円(国民年金基金の掛金などを差し引く)が上限です⁠1⁠4。NISA・iDeCo以外の口座では、上場株式等の売却益と配当(大口株主等を除く)に所得税・復興特別所得税15.315%と住民税5%がかかります(合計20.315%は編集部で合計)⁠5⁠6。
何をする
近いうちに使うお金は預金に残し、投資に回す分は、長期・積立・分散を基本に少額から続けます。口座を開く前に、その金融機関が金融庁の登録を受けているかを一覧で確かめます。

補足

  • 投資の制度は2つです。NISAは、売却益と配当が非課税になる口座で、年間360万円(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円)、生涯1,800万円まで使え、非課税保有期間は無期限です⁠1。iDeCoは自分で掛金を出して運用する私的年金で、掛金は全額が所得控除になり、運用益は非課税ですが、原則60歳まで引き出せません⁠4⁠2。
  • 商品は、株式・債券・投資信託が基本です。安全性・収益性・流動性の3つとも◎の金融商品はなく⁠7、株式や投資信託などの運用商品には元本割れのおそれがあります⁠7。金融庁は、長期・積立・分散投資を資産形成の考え方の1つとして示しています⁠7。
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投資は「制度」と「商品」に分けて考える

このカテゴリで扱うのは、お金を増やすために株式・債券・投資信託などを買う「投資」です。投資には、どの口座で買うかという「制度」(NISA・iDeCo・課税口座)と、何を買うかという「商品」(株式・債券・投資信託など)の2つの面があります。制度は税金の扱いを決め、商品は値動きと収益を決めます。この記事では、この2つの全体像を公的機関のページの数字で整理します。個別の商品の売買判断は示しません。

種類区分何が決まるか
NISA制度(口座)売却益・配当が非課税。年間360万円、生涯1,800万円まで⁠1
iDeCo制度(口座)掛金が全額所得控除、運用益が非課税。原則60歳まで引き出せない⁠4⁠2
課税口座(特定口座・一般口座)制度(口座)上場株式等の売却益・配当(大口株主等を除く)に所得税・復興特別所得税15.315%+住民税5%。特定口座(源泉徴収あり)なら申告不要にできる⁠5⁠6
株式商品会社の株。安全性△・収益性◎・流動性○⁠7
債券商品国や会社が借りるために発行。安全性○・収益性○・流動性△⁠7
投資信託商品集めた資金を専門家が株式・債券などで運用。安全性△〜○・収益性○〜◎・流動性○⁠8⁠7
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始める前に知っておく3つのこと

貯蓄と投資を分ける

金融庁は、投資を「利益を見込んでお金を出すこと」と定義し、貯蓄(お金を貯めて蓄えること)と投資の方法を使い分けることが大切だとしています⁠7。株式や投資信託などの運用商品は預貯金より高いリターンが期待できる一方、元本割れのおそれもあります⁠7。

金融商品を見る目安は、安全性(元本と利子の支払いが確実か)・収益性・流動性の3つで、金融庁の整理では3つとも◎の商品はありません⁠7。預貯金は安全性と流動性が◎で収益性は△、株式は収益性が◎で安全性は△、債券はどちらも○、投資信託は安全性△〜○・収益性○〜◎です⁠7。

預金が「安全」とされる根拠の1つが預金保険です。銀行などが破綻しても、1金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます(外貨預金などは対象外)⁠9。証券会社は、これとは別に投資者保護基金に加入しています⁠9。近いうちに使うお金は預金に残し、当面使わないお金だけを投資に回す、というのが最初の線引きです。

長期・積立・分散:金融庁が示す考え方

金融庁は、資産形成の考え方の1つとして長期・積立・分散投資を挙げています⁠7。

  • 長期:長い期間投資を続けると、複利の効果が大きくなる⁠7
  • 積立:あらかじめ決まった金額を続けて投資する方法。少額から始められ、高値のときだけ買うといった偏りを避けられる⁠7
  • 分散:値動きが異なる複数の資産(国内/海外、株式/債券/不動産など)に分けて投資すると、価格の変動をある程度抑えられ、安定的な運用を目指せる⁠7

この3つは「どの商品を買うか」より前にある考え方です。始めるまでの流れを整理すると次のようになります。

投資を始めるまでの流れ(編集部の手順)
1使うお金と回すお金を分ける近いうちに使う分は預金に2制度を選ぶNISA・iDeCo・課税口座3金融機関の登録を確かめる金融庁の事業者一覧で4口座を開く特定口座の源泉徴収も選ぶ5商品を選び、少額で積み立てる長期・積立・分散を基本に1使うお金と回すお金を分ける近いうちに使う分は預金に2制度を選ぶNISA・iDeCo・課税口座3金融機関の登録を確かめる金融庁の事業者一覧で4口座を開く特定口座の源泉徴収も選ぶ5商品を選び、少額で積み立てる長期・積立・分散を基本に

口座を開く前に登録業者か確かめる

金融庁は、無登録業者との取引は高リスクだとして注意を呼びかけ、無登録で金融商品取引業を行う者の名称等を掲載しています⁠10。口座を開く金融機関が登録を受けているかは、金融庁の「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」で、金融商品取引業者や登録金融機関の一覧を検索して確かめられます⁠11。登録を確かめてから口座を開くことが、最初の防御です。

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NISA:売却益と配当が非課税になる口座

NISAは、口座の中で買った株式や投資信託の売却益と配当が非課税になる制度です。2024年1月から始まった制度は恒久化され、非課税で持てる期間(非課税保有期間)も無期限になりました⁠1。日本国内に住む18歳以上(利用する年の1月1日時点)なら誰でも口座を開けます⁠1。

枠は2つあり、併用できます⁠1。

NISAの年間投資枠⁠1
つみたて投資枠120万円成長投資枠240万円つみたて投資枠120万円成長投資枠240万円

2つの枠は併用でき、合計で年間360万円まで。生涯の非課税保有限度額は1,800万円(成長投資枠はそのうち1,200万円まで)。

  • つみたて投資枠:年間120万円⁠1。2026年10月23日時点の対象商品は377本⁠12
  • 成長投資枠:年間240万円⁠1
  • 生涯の非課税保有限度額は1,800万円で、成長投資枠はそのうち1,200万円が上限⁠1
  • 商品を売却すると、翌年以降に売却した商品の簿価(取得金額)の分だけ枠が復活し、再利用できる⁠1
  • 対象商品から除かれるもの:整理・監理銘柄と、信託期間20年未満・毎月分配型・デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等⁠1
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iDeCo:掛金が全額所得控除になる私的年金

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で掛金を出し、自分で運用して、60歳以降に受け取る年金制度です⁠2。基本的に20歳以上65歳未満の公的年金の被保険者が加入でき、掛金は65歳になるまで出せます(一定の条件があり、iDeCoの老齢給付金を受給すると掛金は出せなくなる)⁠2。NISAと大きく違うのは、原則60歳まで引き出せないことです⁠2。

税制上の優遇は3段階です⁠4。

  1. 掛金:全額が所得控除(小規模企業共済等掛金控除)。課税所得がない人は控除を受けられない⁠2
  2. 運用中:運用益が非課税
  3. 受取時:年金で受け取れば公的年金等控除、一時金で受け取れば退職所得控除の対象

会社員は年末調整、自営業者は確定申告で控除するのが一般的な流れです(年末調整とは、確定申告とは)。掛金の上限は、国民年金の加入区分で決まります。

iDeCoの掛金の上限(月額、2026年11月までの区分)⁠4
加入区分月額の上限自営業者など(第1号)68,000円会社員(企業年金なし)23,000円企業年金あり・公務員20,000円専業主婦(夫)(第3号)23,000円加入区分月額の上限自営業者など(第1号)68,000円会社員(企業年金なし)23,000円企業年金あり・公務員20,000円専業主婦(夫)(第3号)23,000円

第1号被保険者は、国民年金基金の掛金や付加保険料を納めている場合はその額を差し引きます⁠4。企業年金のある会社員と公務員の20,000円は、企業型DCの事業主掛金等と合わせて55,000円の範囲内です⁠4。受け取りは原則60歳からですが、60歳時点の通算加入者等期間が10年未満だと開始が段階的に遅れます(8年以上10年未満なら61歳、1か月以上2年未満なら65歳など)⁠4。手数料は金融機関によって異なります⁠2。

公的年金の仕組みは年金・社会保険とはで整理しています。iDeCoは、その上に自分で積み増す部分です。

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商品の種類:株式・債券・投資信託

株式

株式は会社が発行するもので、株価が上がったときの値上がり益と、会社が利益を分配する配当金が収益になります。株価は会社の業績や景気で動き、金融庁の整理では安全性△・収益性◎・流動性○です⁠7。

債券

債券は国や会社がお金を借りるために発行するもので、持っている間は利子を受け取り、満期には額面の金額が戻るのが基本の形です。金融庁の整理では安全性○・収益性○・流動性△です⁠7。個人が買える国の債券が財務省の個人向け国債で、半年ごとに利率が変わる「変動10年」と、利率が満期まで変わらない「固定5年」「固定3年」の3種類があります⁠13。最低1万円から1万円単位で買え、金利の下限は年0.05%、毎月発行され、償還金額は額面100円につき100円です⁠13。発行後1年たてばいつでも中途換金できますが、直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれます⁠13。

投資信託

投資信託は、投資家から集めたお金を1つの大きな資金にまとめ、運用の専門家が株式・債券などに投資・運用する商品です⁠8。1つの商品で複数の株式や債券に投資するので、少額で分散投資ができます。金融庁の整理では安全性△〜○・収益性○〜◎・流動性○で、元本割れのおそれがあります⁠7。購入時・保有時・売却時のそれぞれで費用と税金がかかるので⁠8、買う前に費用を確かめます。

つみたて投資枠の対象商品のうち指定インデックス投信の信託報酬(保有中にかかる費用、税抜き)は、投資先が国内のものは法令上の上限0.5%・平均0.27%、内外・海外のものは上限0.75%・平均0.34%です(金融庁の2026年10月23日時点の集計)⁠12。

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税金と口座:特定口座と源泉徴収

NISA・iDeCo以外の課税口座では、上場株式等を売って出た利益に所得税15%・住民税5%の申告分離課税がかかり、所得税には復興特別所得税(基準所得税額の2.1%)が加わります⁠14。特定口座(源泉徴収あり)では、譲渡益に相当する金額に所得税・復興特別所得税15.315%と住民税5%が源泉徴収されます⁠5。上場株式等の配当(大口株主等が受けるものを除く)も、所得税・復興特別所得税15.315%と住民税5%が源泉徴収されます⁠6。合わせて20.315%です(15.315%と5%を編集部で合計)。

口座は特定口座と一般口座があります。特定口座を開くと、その口座内の上場株式等の譲渡所得等が区分して計算され、源泉徴収を選べば売却益を申告不要とすることができます⁠5。源泉徴収を選ばない簡易申告口座では、金融商品取引業者等から送られる特定口座年間取引報告書を使って簡便に申告できます⁠5。ほかの口座の上場株式等の譲渡損益と相殺する場合や、上場株式等の譲渡損失と配当所得等との損益通算の特例を受ける場合は、源泉徴収口座でも確定申告が必要です⁠5⁠14。確定申告の流れは確定申告とはで整理しています。

あなたの場合

あなたの状況次にやること
何から始めればいいか分からないまず、近いうちに使うお金と、当面使わないお金を分けます。日本国内に住む18歳以上なら、売却益と配当が非課税になるNISA口座を開けるので⁠1、少額の積立から始めて、金融庁が示す長期・積立・分散投資を続けます⁠7。
会社員で老後資金を積み立てたいiDeCoの掛金は、企業年金のない会社員で月23,000円、企業年金のある会社員と公務員で月20,000円(企業型DCの事業主掛金等と合わせて55,000円の範囲内)が上限で、全額が所得控除になります⁠4。2026年12月1日からは、企業年金と共通の限度額に一本化して月6.2万円(企業年金のある人は企業年金等と合計して6.2万円)に引き上げられる予定です⁠3。
自営業で掛金を多く出したいiDeCoの掛金は、国民年金の第1号被保険者で月68,000円が上限(国民年金基金の掛金や付加保険料を納めている場合はその額を差し引く)で、2026年12月1日から国民年金基金と共通の限度額として月7.5万円に引き上げられる予定です⁠4⁠3。掛金は全額が小規模企業共済等掛金控除の対象です⁠4。
元本割れが怖い銀行などの預金は、1金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円までと破綻日までの利息等が預金保険で保護されます⁠9。個人向け国債は最低1万円から買え、金利の下限は年0.05%、償還金額は額面100円につき100円で、発行後1年たてば中途換金できます(直前2回分の各利子相当額×0.79685が差し引かれる)⁠13。
売却益や配当の税金が心配課税口座では、上場株式等の売却益と配当(大口株主等を除く)に所得税・復興特別所得税15.315%と住民税5%がかかります(合計20.315%は編集部で合計)⁠5⁠6。特定口座で源泉徴収を選べば、上場株式等の売却益は申告不要とすることができ、NISA口座なら売却益も配当も非課税です⁠5⁠1。

やらなくていいこと

  • ×毎月分配型の投資信託をNISAで探す

    NISAの対象商品からは、整理・監理銘柄と、信託期間20年未満・毎月分配型・デリバティブ取引を用いた一定の投資信託等が除かれています⁠1。

  • ×売ったNISAの枠は二度と使えないと考える

    商品を売却すると、翌年以降に売却した商品の簿価(取得金額)の分だけ非課税投資枠が復活し、再利用できます⁠1。

  • ×登録を確かめずに勧誘に応じる

    金融庁は、無登録業者との取引は高リスクとして注意を呼びかけています⁠10。登録の有無は、金融庁の「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」で確かめられます⁠11。

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よくある質問

NISAとiDeCoはどちらを先に始めるべきですか

一律の答えはありません。NISAは売却した分の枠が翌年以降に復活し⁠1、iDeCoは掛金が全額所得控除になる一方、原則60歳まで引き出せません⁠4⁠2。60歳より前に使う可能性があるお金はNISA、老後まで使わないと決めたお金はiDeCo、という使い分けが制度の性質から導けます。

投資信託の値段はどう決まりますか

投資信託は、集めた資金を専門家が株式・債券などで運用する商品なので⁠8、組み入れた株式や債券の値動きに応じて価格(基準価額)が動きます。金融庁の整理では安全性△〜○で、元本割れのおそれがあります⁠7。

配当金に確定申告は必要ですか

上場株式等の配当(大口株主等が受けるものを除く)は、支払額にかかわらず確定申告をしなくてもよい制度(確定申告不要制度)があります⁠6。確定申告をする場合は、総合課税(一定のものを除き配当控除の対象)か申告分離課税を選べます⁠6。NISA口座で受け取る配当は非課税です⁠1。

投資したお金は預金保険で守られますか

預金保険が保護するのは預金で、1金融機関につき預金者1人あたり元本1,000万円までと破綻日までの利息等です⁠9。証券会社は預金保険ではなく投資者保護基金に加入しています⁠9。株式や投資信託の値下がりは、どの制度でも補償されません。

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まとめ

  • 投資は「制度(口座)」と「商品」に分けて考える。制度は税金を、商品は値動きを決める。
  • NISAは年間360万円(つみたて120万円・成長240万円)、生涯1,800万円まで非課税で、非課税保有期間は無期限。日本国内に住む18歳以上(利用する年の1月1日時点)なら開け、2027年1月から未成年者もつみたて投資枠を使える⁠1。
  • iDeCoは掛金が全額所得控除、運用益非課税。企業年金のない会社員は月23,000円、自営業者は月68,000円(国民年金基金の掛金などを差し引く)が上限で、2026年12月1日から6.2万円・7.5万円(国民年金基金と共通の限度額)に引上げ予定。原則60歳まで引き出せない⁠4⁠3⁠2。
  • 課税口座の上場株式等の売却益・配当(大口株主等を除く)は所得税・復興特別所得税15.315%+住民税5%。特定口座(源泉徴収あり)なら売却益は申告不要にできる⁠5⁠6。
  • 預金は元本1,000万円と破綻日までの利息等まで預金保険で保護⁠9。個人向け国債は1万円から、金利の下限0.05%⁠13。
  • 金融庁が示す考え方は長期・積立・分散投資⁠7。口座を開く前に、金融庁の事業者一覧で登録を確かめる⁠11。

出典(公式ページで確認済み)

本文の小さな番号は、下の出典に対応しています。いずれも公式ページを開いて確認しました。

  1. 省庁金融庁「NISAを知る:NISA特設ウェブサイト」確認日 /確認した内容:2024年1月から始まったNISA制度は恒久化。つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円、併用により合計で年間360万円。生涯を通じての非課税保有限度額は1,800万円で、成長投資枠はそのうち1,200万円が上限。非課税保有期間は無期限。つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能。日本国内に住んでいる18歳以上(利用する年の1月1日時点)の方ならどなたでも開設できる。商品を売却した場合、翌年以降売却した商品の簿価(取得金額)の分だけ非課税投資枠が復活し、再利用が可能。表の下の注記:①整理・監理銘柄 ②信託期間20年未満、毎月分配型の投資信託およびデリバティブ取引を用いた一定の投資信託等を除外。0〜17歳までの未成年者がNISA口座の開設が可能になるのは2027年1月から。未成年者が使えるのはつみたて投資枠のみ(成長投資枠は不可)で、年間投資枠60万円、非課税保有限度額600万円、払出しは一定の要件の下、12歳以降は可
  2. 指定機関国民年金基金連合会(iDeCo公式サイト)「iDeCoの特徴|iDeCoってなに?|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】」確認日 /確認した内容:iDeCoは、自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度。基本的に20歳以上65歳未満の公的年金の被保険者の方が加入できる。掛金は65歳になるまで拠出可能(一定の条件がある。iDeCoの老齢給付金を受給した場合は掛金を拠出することができなくなる)で、60歳以降に老齢給付金を受け取ることができる(受給開始年齢は加入期間等に応じて決まる。60歳以上で初めて加入した場合は加入から5年を経過した日から)。原則として、60歳にならないと個人別管理資産(拠出した掛金とその運用益)を引き出すことができない。掛金、運用益、給付を受け取るときに税制上の優遇措置。課税所得がない方は掛金の所得控除は受けられない。手数料がかかる(金融機関によって異なる)
  3. 省庁厚生労働省「2025年の制度改正(確定拠出年金制度)」確認日 /確認した内容:2026年12月1日施行予定:第1号加入者のiDeCoと国民年金基金との共通拠出限度額について月額7.5万円に引き上げ。第2号加入者は企業年金と共通の拠出限度額に一本化したうえで月額6.2万円に引き上げ(企業年金等がある者は企業年金等と合計して6.2万円が上限)。企業型DCの拠出限度額も引き上げ。加入可能年齢の引上げ:新設の第5号加入者は60歳以上70歳未満の国民年金被保険者以外の者で、iDeCo加入者・運用指図者・企業年金から資産を移換する者のいずれかであって、老齢基礎年金やiDeCoの老齢給付金を受給していない者、マッチング拠出を実施していない者(施行から3年を経過する日までは要件に該当しない60歳以上70歳未満の者も加入可能な経過措置)。「iDeCoの拠出限度額の引き上げのイメージ」の図では第3号加入者は見直し後も月額2.3万円。2026年4月1日施行:企業型DCのマッチング拠出で、加入者掛金の額が事業主掛金の額を超えてはならないという制限を撤廃
  4. 省庁厚生労働省「確定拠出年金制度の概要」確認日 /確認した内容:確定拠出年金は、拠出された掛金とその運用益との合計額をもとに、将来の給付額が決定する年金制度。掛金を事業主が拠出する企業型DCと、加入者自身が拠出するiDeCo(個人型)がある。iDeCoの加入対象は国民年金第1号被保険者(農業者年金の被保険者や保険料免除者を除く)、第2号被保険者、第3号被保険者、国民年金任意加入被保険者。拠出限度額(月額):企業型DCは55,000円からDB等の他制度掛金相当額を控除した額。iDeCoは第1号被保険者68,000円(国民年金基金の掛金や付加保険料を納付している場合はその額を控除)、第2号被保険者は企業年金等に加入していない場合(公務員を除く)23,000円・加入している場合20,000円(企業型DCの事業主掛金等との合計が55,000円の範囲内)、第3号被保険者23,000円、任意加入被保険者68,000円。税制:拠出時は加入者掛金は全額所得控除(小規模企業共済等掛金控除)、運用時は運用益が非課税(特別法人税は現在課税停止)、給付時は年金で受け取る場合は公的年金等控除、一時金で受け取る場合は退職所得控除の対象。原則として60歳到達時から受給でき、60歳時点での通算加入者等期間が10年未満の場合は支給開始が段階的に遅れる(8年以上10年未満は61歳、1月以上2年未満は65歳など)
  5. 省庁国税庁「タックスアンサー No.1476 特定口座制度」確認日 /確認した内容:金融商品取引業者等に特定口座を開設した場合、口座内の上場株式等の譲渡所得等は特定口座外の株式等の所得と区分して計算される。源泉徴収を選択すると、譲渡益に相当する金額に15.315%(他に住民税5%)が源泉徴収され、源泉徴収口座内の上場株式等の譲渡による所得を申告不要とすることができる。簡易申告口座の場合は、金融商品取引業者等から送られる特定口座年間取引報告書により簡便に申告できる。他の口座の上場株式等の譲渡損益と相殺する場合や、上場株式等に係る譲渡損失と配当所得等との損益通算の特例(コード1474)を受ける場合は確定申告をする必要がある。令和9年1月1日以後の変更の記述あり。令和8年4月1日現在法令等
  6. 省庁国税庁「タックスアンサー No.1330 配当金を受け取ったとき(配当所得)」確認日 /確認した内容:上場株式等の配当等(大口株主等が支払いを受ける上場株式等の配当等を除く)は15.315%(他に地方税5%)の税率により所得税および復興特別所得税が源泉徴収される。上場株式等以外の配当等(大口株主等が受ける上場株式等の配当等を含む)は20.42%(地方税なし)。総合課税(一定のものを除き配当控除の対象)、申告分離課税(確定申告する上場株式等の配当所得の全額について選ぶ)、確定申告不要制度(上場株式等の配当等は、大口株主等が支払を受ける場合を除き、支払を受けるべき配当等の金額にかかわらず確定申告を要しない)を選べる。令和9年1月1日以後に生ずる所得では、復興特別所得税率が1.1%に下がり、防衛特別所得税が併せて源泉徴収される。令和8年4月1日現在法令等
  7. 省庁金融庁「資産形成の基本:NISA特設ウェブサイト」確認日 /確認した内容:資産形成を行う上で知っておきたい3つの考え方は「家計管理とライフプランニング」「主な金融商品」「長期・積立・分散投資」。投資は利益を見込んでお金を出すこと。貯蓄(お金を貯めて蓄えること)と投資の方法を使い分けることが大切。株式や投資信託などの運用商品に投資することで預貯金より高いリターンが期待できる一方、元本割れのおそれもある。安全性は元本および利子の支払いが確実かの度合い。主な金融商品の評価:預貯金は安全性◎・収益性△・流動性◎、株式は安全性△・収益性◎・流動性○、債券は安全性○・収益性○・流動性△、投資信託は安全性△〜○・収益性○〜◎・流動性○。3つとも◎の金融商品はない。長期投資:長い期間投資を続けると複利の効果が大きくなる。積立投資:あらかじめ決まった金額を続けて投資する方法で、少額から始められ、高値のときだけ買うといった偏りを避けられる。分散投資:値動きが異なる複数の資産(国内/海外、株式/債券/不動産など)に分散して投資を行うことで、価格の変動をある程度抑えられ、安定的な運用を目指すことができる
  8. 業界団体資産運用業協会「投資信託を学ぼう」確認日 /確認した内容:投資家から集めたお金を一つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式・債券などに投資・運用する投資信託。「コストと税金」の章の紹介文:購入時・保有時・売却時のそれぞれで費用と税金がかかる
  9. 指定機関預金保険機構「預金保険制度の基礎知識」確認日 /確認した内容:1金融機関につき預金者1人当たり「元本1,000万円までと破綻日までの利息等」が保護される。利息がつかない・いつでも払戻しを請求できる・決済サービスを提供できるの3要件を満たす預金(決済用預金)は全額保護。外貨預金、譲渡性預金、無記名預金などは保護の対象外。証券会社は別途「投資者保護基金」に加入している
  10. 省庁金融庁「金融庁からのお願い・注意喚起」確認日 /確認した内容:無登録業者に関する注意喚起として「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」「無登録業者との取引は要注意!!~無登録業者との取引は高リスク~」「違法な金融業者にご注意!」「無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください」を掲載
  11. 省庁金融庁「免許・許可・登録等を受けている事業者一覧」確認日 /確認した内容:登録業者等を検索する場合は、該当のPDFファイル又はエクセルファイルを開き、検索機能を利用する。「金融商品取引業者等」の項目に金融商品取引業者と登録金融機関などの一覧がある
  12. 省庁金融庁「つみたて投資枠対象商品の分類(2026年10月23日時点)」確認日 /確認した内容:1ページ目:つみたて投資枠対象377本。内訳は公募投信・株式型が国内67本・内外37本・海外97本、公募投信・資産複合型が国内6本・内外156本・海外3本、ETFが国内5本・海外6本。2ページ目「つみたて投資枠対象商品の信託報酬率の分布(2026年10月23日時点)」:投資先を国内とする指定インデックス投信は平均0.27%・法令上の上限0.5%、投資先を内外・海外とする指定インデックス投信は平均0.34%・法令上の上限0.75%。いずれも信託報酬率(税抜き)
  13. 省庁財務省「個人向け国債商品概要」確認日 /確認した内容:個人向け国債には、半年毎に適用利率が変わる「変動10年」、発行時に設定された利率が満期まで変わらない「固定5年」「固定3年」の3タイプ。最低1万円から1万円単位。金利の下限は0.05%(年率)。発行後1年経過すれば、いつでも中途換金が可能で、直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685が差し引かれる。償還金額は額面金額100円につき100円(中途換金時も同じ)。発行は毎月(年12回)
  14. 省庁国税庁「タックスアンサー No.1463 株式等を譲渡したときの課税(申告分離課税)」確認日 /確認した内容:株式等の譲渡所得等は申告分離課税。税率は20%(所得税15%、住民税5%)。復興特別所得税額は基準所得税額に2.1%の税率を掛けて計算。特例として「上場株式等に係る譲渡損失と上場株式等に係る配当所得等との損益通算」がある。令和8年4月1日現在法令等

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お金の勉強!編集部 日本企業情報株式会社内に編成
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編集長(2級ファイナンシャル・プランニング技能士) 実績:新聞のコラム執筆/教育費の相談/高等学校の学校説明会/各種講演会
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