現在の世の中では、大手から小売りまでクレジットカード決済に対応しているため、クレジットカードがあればどこでも気軽にキャッシュレスでのお買い物が可能です。
ただ、クレジットカード審査には100%が無いため、クレジットカード審査に通らない方も一定数いますが、そんな方にはデビットカードであればクレジットカードと同じキャッシュレス決済が可能です。
しかし、クレジットカードとデビットカードとでは、同じキャッシュレス決済が可能ですが、
●審査
●支払い方法
などいくつかの違いがありますので、今回の記事で解説します。この違いを把握しておかないと、今後不都合が発生する可能性があるため注意が必要です。
目次
クレジットカードとデビットカードの違い
ここからは、クレジットカードとデビットカードの違いについて、いくつか解説していきますので、是非頭の中に入れておいて下さい。
申込条件が違います
まずは、クレジットカードの申込条件ですが、大抵のクレジットカードの申込条件は、
●満18歳以上で毎月安定した収入のある方(高校生は除く)
となっており、サラリーマンはもちろん、パートやアルバイト、派遣社員など毎月安定した収入のある方であれば審査への申し込みが可能となっています。
そのため、毎月安定した収入が無い無職の方は、審査申込条件から外れているため、基本的にはクレジットカードを持つ事は難しくなっています。(専業主婦の方は条件次第で審査に通る事は可能です)
これに対して、デビットカードの申込条件は、
●満15歳以上で当銀行に口座をお持ちの方(中学生は除く)
となっており、デビットカードには毎月の収入条件が付いていない事が分かります。そのため、デビットカードは満15歳以上(中学生不可)の方で当該銀行に口座を持っていれば、誰でもデビットカードを持つ事が可能となっています。
審査方法が違います
クレジットカードの場合、実際にカードを持つためには、クレジットカード会社が行っている審査に通る必要があります。
そして、審査に通るためには、個人信用情報機関の信用情報や住所・氏名・生年月日や勤務先・勤続年数などの属性情報がクレジットカードの審査基準を満たしている必要があるため、審査に申し込めば誰でも必ず通るという訳ではありません。
そのため、クレジットカード審査に申し込む場合には、自分の信用情報や属性情報に不足している箇所が無いのか?を確認した上で申し込む必要があります。
これに対して、デビットカードは持つための審査がありません。審査が無いため、デビットカードを発行している銀行に口座を持っている満15歳以上の方であれば、基本的に誰でも持つ事が可能です。(中学生は不可です)
つまり、基本的にこのデビットカードは審査無しでも持つ事が可能なカードとなっています。(一部簡易審査を行っているデビットカード有り)
決済方法が違います
クレジットカードの決済方法ですが、これはキャッシュレス決済、つまり現金不要でお買い物や各種サービスの利用が可能となっています。
そして、キャッシュレス決済で購入した商品や各種サービスの利用代金は、後日クレジットカード会社指定の日に銀行口座から引き落とされる事になります。つまり、先に商品を受け取って、その代金は後払いとなっています。
これに対して、デビットカードの決済方法ですが、クレジットカードと同様に現金不要のキャッシュレス決済になりますが、キャッシュレス決済と同時に利用代金が銀行口座から即引き落としになります。
銀行口座からの即引き落としになるため、デビットカードを使う場合にはあらかじめ銀行口座にお金を入れておく必要があります。
まとめ
クレジットカードとデビットカードには、申込年齢や収入の有無による違いや審査の有無の違いもありますが、一番大きな違いは
●キャッシュレス決済後の利用代金の支払い方法
になります。クレジットカードは決済後の後払いになっていますが、デビットカードは決済後即引き落としになっているため、銀行口座残高には十分注意する必要があります。